TRAVEL NOTES / NO. 004

2026年8月22日土曜日

現地移動 · 5分で読める30

深夜になるとタクシーが停まらなくなる理由

手を挙げるより、画面をタップするほうが早く通じる。

Find to Send編集部

日付が変わった通りで手を挙げる。何台かのタクシーが通り過ぎても停まらない。次のタクシーも、その次も同じだ。さっきまであれほど多く見えた空車が、今はなかなか見当たらない。

同じ通りでも、数時間前なら何の問題もなかったはずだ。深夜という時間帯ひとつで、状況はまったく変わってしまう。

この時間帯にタクシーを拾いにくいのは、単に運が悪いからではない。深夜は一日のうちで需要がもっとも集中する時間でありながら、実際に走っているタクシーの台数はむしろ減る時間でもある。交代時間と重なることも多く、行き先によって乗車を選ぶという慣習も、いまだに完全にはなくなっていない。

ここ数年、この問題への実質的な答えは、道端で手を挙げることから配車アプリへと移っている。アプリで呼べば、行き先が先にシステムに入力された状態で配車されるため、道路でただ待つよりずっと安定して車を確保できる。深夜割増料金はアプリを使っても使わなくても同じだが、少なくとも車がまったく拾えず足止めされる状況は大きく減る。

  1. 到着前にあらかじめ配車アプリをインストールし、海外発行のカードやアプリ内決済手段を登録しておく。
  2. 行き先はできるだけ正確な住所や施設名で入力する——曖昧な入力は配車の遅れにつながることがある。
  3. 深夜前後の時間帯は割増料金がかかることを踏まえて移動計画を立てる。
  4. それでも配車が続かない場合は、地下鉄の終電時刻を事前に確認しておくと安心だ。
この時間帯は、道で待つ人よりも、先に画面で行き先を伝えた人のほうが車を手に入れる。

複数人での移動なら、大きなキャリーケースが積める大型タクシーのオプションをアプリ内で選べる場合が多い。

道のタクシーは相変わらず停まらずに通り過ぎていく。だが手を挙げる代わりに、画面の中の点がこちらへ近づいてきているなら、それはもう車を確保したのと変わらない。

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