TRAVEL NOTES / NO. 018
2026年9月7日月曜日
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1枚のカードでソウルの乗り換えはほぼ無料になる
コンビニで買う小さなカード1枚が、地下鉄とバスを一つの旅にしてくれる
文 Find to Send編集部
ソウルに着いた初日、空港から地下鉄のゲート前で多くの旅行者が一瞬立ち止まる。切符が必要なのか、それともカードだけでいいのか。前の人はただカードをタッチして通り過ぎる。その後の人も、また次の人も同じようにする。誰も切符を買わない。あの小さなカード一枚で、一体どこまで行けるのだろうと気になってくる。
ゲートやバス停でしばらく見ていると、この疑問はさらにはっきりしてくる。地下鉄を降りてそのままバスに乗り、また同じカードをタッチする人がいる。二重に料金を払っているように見えるのに、その表情には何の心配もない。
旅行者がよく戸惑う問題はここにある。ソウルの交通網は地下鉄、市内バス、村バスまで複雑に絡み合っていて、一度の乗車で目的地に着くことは少ない。毎回タッチするたびに新しく料金がかかると思うと、短い距離を何度も乗り換える一日の移動費はすぐに重く感じられる。
この不安は、韓国の料金システムの仕組みへの誤解から生まれる。地下鉄とバスは運営主体も料金体系も別々だが、一枚の交通カードを使うと、システムはつながった乗車を一つの旅として認識する。決められた時間内に乗り換えれば、追加でかかるのは距離分の差額だけで、基本料金が重複して課されることはない。タッチしたときの短い音と画面に表示される数字は、まさにこの計算がリアルタイムで行われているしるしだ。
だから旅行者がすべきことはシンプルだ。
- 近くのコンビニに入り、交通カードを購入する。
- 必要な金額をチャージする — チャージも同じコンビニでできる。
- 地下鉄でもバスでも、乗るたびにカードをタッチし、乗り換えの際も必ずタッチする。
- 降りるときのタッチも忘れない。この降車タッチがあってこそ、乗り換え割引と正確な距離料金が計算される。
乗り換え割引は決められた時間内に行う必要がある。最初の乗り物を降りてから長く滞在しすぎないほうがいい。
もう一度、あのゲートの前に戻ってみよう。カードをタッチして通り過ぎる人々の表情には、計算も迷いもない。彼らにとって地下鉄とバスは二つの別々の交通手段ではなく、一枚のカードでつながった一本の道でしかない。