TRAVEL NOTES / NO. 045

2026年9月26日土曜日

韓国旅行 · 3分で読める163

同じ都市なのにターミナルが違う、高速バスと市外バスの落とし穴

韓国の地方移動はバスの種類だけでなくターミナルも分かれる、予約前に必ず確認すべき一つのこと。

文 Find to Send編集部

同じ都市なのにターミナルが違う、高速バスと市外バスの落とし穴

地図アプリに目的地の都市名を入れてバスの時間を検索すると、同じ都市名のターミナルが二つ出てくる。一つは「高速バスターミナル」、もう一つは「市外バスターミナル」。距離は徒歩三十分、タクシーでも十分ほど離れている。予約したチケットがどちらのターミナルから出発するのか確認せずに向かうと、旅の出だしでつまずくことになりかねない。

ソウルのある高速バスターミナルの窓口前。次の都市へ向かうチケットを探す外国人旅行者が目的地の都市名を告げると、窓口の職員は「その路線はここにはない、市外バスターミナルへ行く必要がある」と案内する。地図上では同じ場所のように見えた二つのターミナルは、実際にはバス自体が別系統の、まったく別の乗り場だったのだ。

問題は単純だ。韓国で地方へ移動する際に使うバスは大きく高速バスと市外バスの二種類あり、この二つは路線もターミナルも異なることが珍しくない。旅行者は「バスで移動する」ということだけを知って予約を始めがちだが、実際にどちらのバスに乗るべきかは目的地によって分かれる。

こうした区分が生まれるのは、二つのバスの役割がそもそも異なるからだ。高速バスはソウル、釜山、大田といった主要な大都市間を結ぶ直行路線が中心となる。一方、市外バスは大都市だけでなく、中小都市や経由地までを網の目のように結ぶ。そのため同じ都市への移動でも、大都市間の移動なら高速バスターミナルから、中小都市や経由が必要な区間なら市外バスターミナルから出発することが多い。二つのターミナルは運営主体自体が異なるため、物理的にも別の建物になっているのが一般的だ。

実際の対応は難しくない。予約前に次の手順を踏めばよい。

  1. 目的地の都市名と一緒に「高速バス」「市外バス」の両方の言葉を入れて検索してみる。
  2. 検索結果に出てくる路線とターミナル名を確認し、実際に予約可能なのはどちらかを見極める。
  3. 出発ターミナルの名前をチケットに書かれた通りにスクリーンショットするかメモしておく。「〇〇ターミナル」という名前だけでは不十分で、「高速」か「市外」かまで確認する必要がある。
  4. 同じ都市に両方のターミナルがある場合は、移動前に地図アプリで二つの位置の距離を確認しておく。

チケットに印刷されたターミナル名に「高速」または「市外」という文字が含まれているかをまず確認するのが一番早い。

同じ都市、同じようなバスに見えても、ターミナルが違えばまったく別の旅になる。

再び地図アプリの画面に戻ると、二つのターミナルの表示は変わらずそこにある。ただ今はその二つがなぜ分かれているのかを知っているから、どちらへ向かうべきか迷わずにいられる。

空港への移動が心配なら

仁川・金浦空港とソウル/近郊間の送迎をご依頼いただけます。車両と料金は確認してからご案内します。

空港送迎を見る